鼻茸ができる原因とは?

鼻茸ができる原因はとくにこれだと決まっているわけではありませんが、
アレルギーに関する病気や、細菌やウィルスによる感染で膿が肥大して大きくなると言われています。

まずアレルギーの場合ですが、
「粘膜の腫れ」というものが鼻茸の原因になります。

内視鏡カメラでエノキのようなピロピロしたものが写ったものが鼻茸ですね。

これはアレルギー物質に反応して粘膜が肥大することでできた鼻茸です。

粘膜は鼻水を放出するための器官で、
保温、保湿を保ったり、
外部から侵入してきた毒や細菌類を鼻水で流しだす役割があります。

どちらにしても全て鼻水で解決しようとするため、
花粉のような季節限定のアレルギー鼻炎になると頻繁に鼻水を放出し、
赤く腫れ上がってしまいます。

鼻をかんで赤くなるのは外見のみではなく、
鼻水を放出していた粘膜も腫れ上がるようになります。

この時に空気の通り道を塞いでしまう病気を「鼻づまり」といい、
耳鼻咽喉科で点鼻薬を処方されます。

軽い鼻づまりであれば、ドラッグストアでも売られている点鼻薬でも簡単に治すことはできますが、
使いすぎると、薬で押さえつけられていた粘膜がゴムのような反動でさらに膨れ上がり、
巨大化してしまい点鼻薬では治らなくなってしまいます。

医師から処方されるステロイド点鼻薬であればそういった心配はありませんが、
薬局やドラッグストアで売られている血管収縮点鼻薬はそういった危険がありますので、
軽い鼻づまりでも耳鼻咽喉科にかかられることをおすすめします。

細菌類による鼻茸はどんなもの?

逆に細菌類やウィルスに感染して鼻茸になる場合もあります。

蓄膿症のように、副鼻腔に細菌が発生し、白血球との戦いを繰り広げた結果、
黄色い(黄緑の場合も)膿を発生させます。

この黄色い膿は、細菌類や白血球の死骸なので、
出来る限り鼻をかんで外に出した方がいいですね。

出しきれない鼻水は、水に弱い特性があるため、
鼻うがいで一度ふやかしてから放出してやれば簡単に取り除くことができます。

鼻うがいは早く鼻をスッキリさせるためには有効な手段ですが、
汚い水を使うとさらに病状を悪化させてしまうこともあります。

アレルギー体質でなければ鼻うがい用の薬用水も売られているので、
どうしても鼻がスッキリしなければそちらを試してみるのもいいでしょう。

一般的な予防策としてはこんなところですが、
元々体が弱かったり、フケツな環境に長くいることで、
鼻うがいでは取り除けないような膿を発生させることがあります。

膿も放置しておけば徐々に大きくなるので、
これが鼻茸になるんですね。

鼻茸の予防策は?

基本的に鼻に変なものを入れない、
汚い空気を吸わない、
アレルギーを避ける努力をする。

そのためには空気清浄機を設置することが効果的でしょう。

また、薬を飲み続けることは決して良いとは思いませんが、
花粉症であれば季節の時ぐらいは避けるように薬を使うことも検討しましょう。

鼻茸や蓄膿症に効く漢方は?

蓄膿症に効く漢方薬の代表格として、辛夷清肺湯という漢方薬があります。

この漢方薬は9種類の生薬をまぜることで蓄膿症に効果的とされており、
ドラッグストアで売られているチクナインも中身は辛夷清肺湯だと言われています。

それで実際に効果があるのかというと、これに関しては「絶対」ということはなく、
むしろ効果が無かったという方が多いという声もあるそうですね。

なぜ辛夷清肺湯が蓄膿症に効果がないのか?

チクナインもそうですが、基本的に医薬品として定められたものではありません。

その分、副作用はあまりなく(ほぼ無し)使いやすいというメリットがあります。

初期症状であるクシャミ、鼻づまり程度の蓄膿症であれば改善する可能性は非常に高くても、
鼻茸ができるレベルになってしまうと、ほぼお手上げといった感じでしょうか。

たしかに効果があるし、ウソではないというものであれば、
詐欺ではありませんし副作用が無いから売りやすいから、よく目にするかと思います。

他に鼻の病気に効く薬は?

漢方薬は人の体調や顔色などで判断して処方する薬です。

ある人に効果的であっても必ずしもご自分に効果があるのかというと、
そうでもありません。

とりあえず代表的な漢方薬を紹介しますので、気になったら試してみてくださいね。

・小青竜湯
風邪や鼻炎によく効く漢方薬です。

西洋医学からみても抗生物質より効果的なのでは?と評価が高く、
ドラッグストアで簡単に手に入ります。

・半夏厚朴湯
「半夏」と「厚朴」の二種類の生薬は、
痰を除去してくれる効果があります。

体力が普通の人より少し弱い方に効果があります。

・葛根湯加川きゅう辛夷
鼻炎によく効く様々な生薬をブレンドした漢方薬です。

副鼻腔炎、鼻づまり、慢性鼻炎によく効きます。

胃腸が弱い人は注意。
体力が弱い人や多汗症の人には不向きだと言われています。

中でも葛根湯加川きゅう辛夷が、
ノドに何か張り付いたような違和感がなく、
痰を吐く回数が減ったので、「効いているんだな!」
という気持ちがありました。

ただ問題なのは、鼻茸に効果的な漢方はあったのか?というと、
これに関してはまったくみつかりませんでした。

鼻茸に関しては、切除手術をやるのが当たり前のようですね。

本来ならば、処方してもらう方がいい!

漢方薬は、その人の体格や表情、顔色によって処方するお薬なので、
同じ薬を大量生産する西洋医学の薬とは少し違います。

そのため、一般的にドラッグストアで売られている薬は、
処方してもらう薬に比べて少し弱めに設定されていることもあります。

その理由としては、法的なものもありますが、
なによりも副作用を起こさないようにしているというのが1番にあるのでしょう。

ご自分に合う薬なら、既製品とは比べ物にならないぐらいの効果が望めるのかもしれません。

そういう意味では処方してもらう方が正しいでしょうね。

ただ、アレルギー改善は基本的に漢方ではどうにもなりませんので、
違う方法を試した方がいいでしょう。

鼻茸とアレルギー性鼻炎の関係は?

花粉症も含めてアレルギー性鼻炎は治すことは困難です。

そもそもアレルギーを治す薬はまだこの世に存在しません。

そのため、アレルギーに関連する鼻茸は比較的できやすいので注意してくださいね。

アレルギー性鼻炎で鼻茸ができる理由

鼻茸は膿の塊であるものと、ポリープ、鼻の粘膜が肥大したものとあります。

大雑把に「鼻茸」というくくりで呼ばれていますが、
鼻茸ができる原因はそれぞれ違います。

ただアレルギー性鼻炎に関連する鼻茸の場合は膿ではありません。

ポリープか鼻の粘膜の肥大によるものですね。

人も年を重ねれば体のどこかに腫瘍ができることがあります。

たまたまできたポリープならば、切除してしまえば問題ありませんが、
粘膜の肥大はアレルギーに関連している場合が多いので、
切除しても再発する可能性が高いですね。

鼻の粘膜は、鼻水を放出する箇所であり、
保湿、保温のコントロール、外部から侵入した毒物を排出するため、
時と場合に応じて鼻水を放出します。

この鼻の粘膜も使いすぎるとタンコブのように腫れあがり、
鼻の通り道を塞いでしまいます。

鼻づまりが起きる原因はこのことなんですが、
この鼻の粘膜の腫れは場合によって戻らなくなってしまうことがあります。

これが鼻茸につながっていくというわけです。

初歩的な鼻づまりであれば、血管収縮剤やステロイド系の点鼻薬で症状が改善することもありますが、
血管収縮剤の場合は使いすぎると鼻の粘膜が腫れたままになり手術でなければ治すことができなくなります。

ステロイド点鼻薬は副作用がなく使いやすいので、
医師から処方された点鼻薬はたいていコレになります。

アラミストやナゾネックなどがそうですね。

わからない場合は、薬局やドラッグストアで売られている点鼻薬は買わないようにしましょう。

アレルギー性鼻炎の鼻茸を予防する方法

鼻茸ができる原因として、空気が悪い、敏感、アレルギー持ちなどが考えられます。

まず空気をキレイにすることで、
鼻の粘膜に極度なストレスを与えないようにする方法が大切でしょう。

主に自宅にいることが多い場合は空気清浄機を設置すると、
かなり体が楽になります。

鼻水や咳や痰などが出にくくなれば、空気が関連していますので、
そのまま続けていくと予防につながります。

次に鼻うがい。

鼻うがいとは、直接鼻に水を入れて奥に溜まったゴミを洗い出してしまう方法です。

非常に効果的な方法ではありますが、
鼻は、耳、ノド、副鼻腔につながっていますので、
間違って水が変なところに入ってしまうと出すことができなくなってしまいます。

とくにフケツな水を使った場合、雑菌が繁殖したり、
微細なアレルギー物質に反応して鼻茸が巨大化して、
中の副鼻腔を圧迫して痛むようになることもあります。

僕の場合は後者(鼻茸が大きくなって痛くなった方)だったので、
鼻うがいはおすすめしません。

鼻茸ができるケースとしては、結構レアなケースだったみたいですが、
鼻うがいも絶対に良いとは限らないんですね。

鼻茸による頭痛とはどんなもの?

人の鼻の奥には放射状に空洞があり、この空洞を「副鼻腔」と呼んでいます。

副鼻腔は他の動物には無いのですが、
サルや人など大きな大脳をもつ生き物ほど、
この副鼻腔があるということがわかっています。

そのため、大脳を守るためのクッションの役割なのでは?ということも言われているのですが、
実際にこの副鼻腔がなぜあるのかがよくわかっていません。

それで、この副鼻腔に膿がたまって膨らむと、
痛みが酷くなり、とても耐えられないぐらいの重い痛みが続くようになります。

時と場合により、痛みが和らぐこともありますが、
中の膿を取り出さないかぎり何度でも痛むようになります。

これを一般的に副鼻腔炎や蓄膿症と呼ばれています。

鼻茸の場合この副鼻腔の痛みが一層酷くなったもので、
耳鼻咽喉科にかかると、まず最初は薬物治療を勧められます。

3~4ヶ月経っても症状が改善しない場合、

「紹介状書くから、手術してみませんか?」

と言われます。

実際どれくらい痛いのか?

まず仕事や勉強に集中できないくらいに痛く、
人にもよるかと思いますが冷や汗が出てくるぐらいの「ズモーン」とした重い痛みが続くようになります。

一度寝て起きると改善することもありますが、
鼻茸が取れたわけではないので、また痛みが再発します。

痛みを和らげるために漢方薬や抗菌薬、点鼻薬はまずききません。

唯一、ロキソニンやカロナールという痛みを和らげる薬が効果あります。

でもどちらも対処療法薬なので効果が無くなれば、また痛みが襲われるようになります。

鼻茸を治す方法は?

鼻茸は膿の塊なのか、粘膜が膨らんだ物なのかにより、そのもの自体が違うため、
場合によっては薬で治ってしまうことがあります。

とくに膿の塊の場合、長期的に薬を服用した結果、症状が改善したという話はありますね。

ただ問題なのは粘膜が膨らんだ方で、
一度膨らんでしまった粘膜は元にもどりません。

そのため手術して治すという選択を選ぶ方が多いですね。

ぼくもロキソニンやカロナール、ハーブや鼻うがいなどの民間療法などを試しましたが、
改善することなくいつまでも痛いままでした。

結局選択肢が無くなってしまい、手術を選んだのですが、

「術後、しばらくしたら再発する可能性もあります。」

とも言われました。

鼻茸を取るには、薬でなんとかならなければ手術しかないのですが、
再発しないためにはもう1つ何かしなければいけないということなんですね。

鼻茸の手術はどれくらいお金がかかるのか?

鼻茸を切除手術する場合、場所にもよりますが、
僕の場合は蓄膿症から発展した鼻茸であり、
右目の上あたりにある副鼻腔にできた鼻茸が大きくなって圧迫して痛みが強くなるという病気でした。

しかも、成長の過程で鼻が曲がっており、
呼吸はできるけど手術的にはジャマだったのでついでに治しておこうという、
鼻茸切除、鼻注湾曲症の治療と2つの手術を同時に行うというものでした。

この時にかかった費用がおよそ70万円程度。

安月給サラリーマン家庭ではとうてい払える手術代ではありませんでしたが、
「高額療養費制度」というものを使うことで実質8万円ほどに抑えることができました。

ところが本来8万円で済む手術代が、
合計で11万円ほどかかってしまいました。

なぜ11万円になったのか?

高額療養費制度を適用しているにもかかわらず、なぜ11万円もかかったのかというと、
僕が手術した日が4月26日で、その後1週間ほど入院となりました。

あとで分かったのですが、病院の会計は月ごとで計算されてしまうため、
手術をした月は高額療養費制度が適用できるけど、
翌月までまたいで入院した分は自己負担になってしまったのです。

退院した日が5月3日なので、5月1~3日までの入院費と診察台で約3万円ほどかかってしまい、

「生活が苦しいので、4月分でまとめて計算してくれませんか?」

とお願いしても聞いてもらえませんでした。

鼻茸の手術は、自分である程度日程が決められるので、
月をまたがないようにした方が手術費用を安く抑えられるということです。

術後、出血がひどく、しばらく鼻栓をすることになるので、
どうやっても1週間ほど入院しますからよく考えて日程調整した方がいいのかもしれませんね。

他に何が必要?

手術をするにあたり、基本的に根巻きやら暇つぶし道具やら色々必要になりますが、
その後定期的に術後の診察を受けることになります。

初めは手術をした病院に2週間に一回程度、これが1ヶ月に一回、
最終的には近くの診療所(地元の耳鼻咽喉科)に通うことになります。

鼻茸は再発しやすい病気なので、けっこうダラダラと診察が多いですが、
また痛くなったり生活ができないぐらい苦しい思いをするのなら、
これぐらいはやった方がいいでしょうね。

診察代や薬代はおおよそ月に5000円程度。

これは保険で出してくれないところもあるので、
注意してくださいね。

最終的に行かなくてよくなるまでに半年ぐらいまでかかるかと思います。

鼻茸と好酸球性副鼻腔炎の関係とは?

好酸球性副鼻腔炎とは、鼻の中で大きな鼻茸ができてしまい、
手術しても再発してしまうという難病の1つと言われています。

一般的に抗菌薬や抗アレルギー薬、ステロイド点鼻薬を使うと一時的に症状が改善することがありますが、
長期的に薬を服用することは危険なので、服用を中止したときにまた大きくなってしまうことがあると言われています。

副鼻腔炎(蓄膿症)は副鼻腔に細菌が集まって膿を作り出す病気なのですが、
好酸球(白血球)はアレルギーにも反応します。

花粉症などのアレルギー鼻炎で鼻汁好酸球検査で鼻水にどれくらい好酸球が含まれているか検査するのも、
そういう意味があるからなんですね。

抗菌薬を飲んでも再発してしまう鼻茸の場合は、後者である場合が多く、
何度も手術をした結果、匂いがわからなくなってしまったという方もいらっしゃいます。

好酸球性副鼻腔炎は治らないのか?

現在、ナゾネックスやアラミストような点鼻薬や、ジェニナックやクラリスのような抗菌薬であっても、
どれも対処療法薬(一時的に症状を和らげる)しかなく、長期的に服用することはできません。

元々アレルギー体質がいなかったにもかかわらず年々増加しているのは、
生活習慣を見直せば症状が改善するのかもしれません。

その中でも現代の生活において、
病原菌よりももっと怖いのが、排気ガスや食生活にあります。

これらを完全に避けて生活できれば鼻茸の再発も避けられるのかと思いますが中々難しいかもしれませんね。

ただ、アレルギー体質の人の場合、白血球の1つであるヘルパーT細胞の量がアンバランスだということがわかっています。

ヘルパーT細胞は外部から入ってきたものを外に出すのか、中に取り込むのか判断する細胞で、
体に害を与えるものと判断された場合、これを追い出そうとしたり、抗体を作って攻撃をします。

アレルギーの場合は中に毒物もありますが、食材や本来体に必要なものにもかかわらず、
攻撃したりしてアナフィラキシーショックを起こして生命の危険にさらされることもあります。

その原因となるのがヘルパーT細胞の量なんですね。

またヘルパーT細胞は病原菌担当(T1)アレルギー担当(T2)に別れており、
どちらかが増えると、片方が減ってしまうという特徴があります。

たまに鼻の病気の本やサイトを読むと、
「T1」「T2」という細胞がシーソーのようなバランスを保っていて、
T2が増えすぎた結果、アレルギーに敏感になり病気になりやすいという話がありますがあのことなんですね。

増えすぎたT2細胞を抑える方法がある

元々僕たちの体内には、アシドフィルス菌という乳酸菌いて、
増えすぎたT2細胞をアポトーシス(自然死)させる力があります。

ところがアシドフィルス菌は常在菌であるにもかかわらず、
年々体内で減少していきいます。

また食材で摂取しようとしてもアシドフィルス菌が含まれた食材はほぼ無いに等しいので、
基本的に乳酸菌サプリで体調を整えるのがもっとも有効とされています。

各企業で効果の高いサプリがいくつか販売されているので、
もしかしたら治るのかもしれませんね。

鼻茸と急性咽頭炎の関係は?

鼻茸と急性咽頭炎の関係というと、関係なさそうにも思えますが、
急性咽頭炎から鼻茸が発症することもあります。

なぜそうなるのか?

まず急性咽頭炎は風邪やインフルエンザ、花粉やPM2.5などのアレルギー物質によって発症する病気です。

元々病弱であったり、アレルギー体質であれば、
空気を吸い込んだときに拒否反応が出て、咳や痰を発症します。

咳や痰が発症すると、
とにかく口から出したくなるあの不快感が続くようになり、
ノドを鳴らしたり、痰を出そうとする。

これが連続して起きるようになれば当然ノドが荒れるようになり、
急性咽頭炎になるというわけです。

急性咽頭炎は細菌やインフルエンザのようなウィルスが原因で腫れているのであれば、
薬で治ってしまうこともありますが、場合によっては慢性的に続くこともあり、
呼吸器科に通う人もいます。

ただ、しきりに鼻水や痰が出て来るのであれば、粘膜が肥大することもあり、
やがて蓄膿症、鼻茸につながっていくということなんですね。

蓄膿症や鼻茸がひどくなると、副鼻腔という場所に痛みが発症するようになり、
頭痛、目に痛み、頬が痛むといった症状がでてきます。

たいてい、痛い場所に詳しい専門医に診てもらうのが普通なのかと思いますので、
その時は蓄膿症とは思わず、脳神経科、眼科、歯科に行ってしまうこともあります。

その後、レントゲン撮影して、

「あっ、これが蓄膿症なんだ!」

と気づくものなんですね。

ただ、細菌やウィルスによる急性咽頭炎は症状が酷くても治りが早くまだ良いものの、
アレルギー性になると将来的に鼻茸にまで発展することがあります。

アレルギー性の急性咽頭炎には注意!

その理由は、まず人のアレルギー体質は抗生物質では治すことができません。

子供のアレルギーであれば、いつの間にか違うアレルギーに変化(アレルギーマーチ)したり、
治ってしまうこともありますが、大人の場合はそのままダラダラと永遠につづいてしまいます。

アレルギー体質を改善させるために、
ナス科の植物や豆類、揚げ物は避けた方が良いという意見もありますが、
これらも立証の段階には至っておらず、

「まあ、やらないよりはやった方が良いかもね」

ぐらいでしかない感じですね。

アレルギー体質は基本的に完治しないので、
どんどんひどくなり慢性化するようになります。

アレルギー体質を改善させる方法はないのか?

アレルギー体質を改善させることはできませんが、
和らげることはできます。

まず空気清浄機などを使い、アレルギーが起こらないような生活環境をつくること、
外出中はマスクなどの防御策を考えることが大切です。

これとは別に、乳酸菌サプリが有効とされています。

というのも、元々アレルギー体質の人はそんなにいなかったにもかかわらず、
年々上昇しているということがあります。

その背景として現代的な食生活や排気ガスを吸い続けて結果ではないかと言われています。

僕たちの体には、危険な毒を入り込むと、それを攻撃するように司令を出す細胞があります。

この細胞のことをT細胞と呼んでおり、T1(病原菌などが専門)T2(アレルギーが専門)に別れています。

ただこの細胞はどちらかが増えると、片方が減ってしまうという特徴があり、
病気にならなくなった代わりにアレルギー体質が増えていることも一理あるのかもしれませんね。

中でももっとも有力とされているのが近年になって、
ラクトバチルス・アシドフィルスという体内にいる乳酸菌がアレルギー改善に効果あるということが分かってきました。

アシドフィルス菌は、強く反応しすぎるT2細胞をアポトーシス(自然死)させる効果があることがわかり、
最近では色んなアレルギー抑制効果がある乳酸菌サプリが販売されているようになっていますね。

鼻茸なのか鼻の中に白いものがある?

鼻の中に白いものがポツポツある場合、膿であることが大半です。

「鼻茸」と言われることもありますが、
鼻茸は粘膜の腫れ(鼻水を放出する場所)やポリープの場合でも鼻茸と言うこともあるので、
まずはその物体が何なのか、医師と相談することが大切です。

鼻茸とは何か?

鼻茸ができる原因はあまりよくわかっていません。

膿であれば、空気中に細菌が多い環境であったり、
カビや排気ガスによるものということもあります。

花粉のようなアレルギー物質で粘膜が腫れ上がり鼻茸になることもありますが、
あの場合は鼻にあるポツポツしたものとは別物ということになりますね。

つまり鼻にできるデキモノをすべて鼻茸と呼んでいるのであり、
どういったものが鼻茸か?という決め事はないということです。

ただ小さなポツポツした白いもの程度であれば抗菌薬をしっかり飲めば治ってしまうこともあるので、
手術にならないよう早めに治療をしたほうがいいでしょう。

薬をあまり使いたくないが、いい方法はあるか?

耳鼻科でも勧めている民間療法で、鼻うがいというものがあります。

鼻に生理食塩水(水に1%以下程度の塩を混ぜたもの)を入れて、
固まって取れなくなった鼻水やハナクソをふやかし、
鼻をかんで出してしまう方法です。

「鼻茸にも有効」という意見もありますが、
すでに出来上がってしまったデキモノをさらに大きくしてしまうこともあります。

本来、鼻に水を入れるという行為はめったにないことなので、
フケツな水、カルキたっぷりの水道水など入れたらそれなりのことにもなるでしょう。

民間療法の1つで、

「ビオフェルミンを粉末にして生理食塩水と混ぜて鼻うがいをやれば、
鼻についた悪玉菌を滅菌してくれるから、鼻水が止まった、もしくは膿が無くなった。」

のような意見がありますが、中には酷い蓄膿症を発症させてしまい、
鼻茸が大きくなって痛みが止まらなくなったこともあります。

本来の使用方法とは逸脱しているので、
やったことが無いような方法を見つけた場合は注意してくださいね。

どうしても鼻うがいをやりたいというのなら、沸騰させた真水でやってみたり、
医師に相談してから決めることが大切です。

鼻にできる鼻茸は、個人の力で取り除こうとしても難しいです。

最初に民間療法を試すよりも、まず最初に医師と相談する。

それからどうしていくかどうかを決めて行きましょう。

鼻茸による蓄膿症の症状とは?

鼻茸は膿の塊であったり、粘膜の腫れ(ポリープ)であったりと、
できる理由は様々なので蓄膿症のように細菌によってできた鼻茸だけが原因だとは限りません。

ただ蓄膿症の場合は抗菌薬でなんとかなる場合が多いので、
ジェニナックのような強い抗菌薬で変化がある場合は
続けて飲めば治る簡単に治癒することもあります。

蓄膿症の症状について考えてみる。

蓄膿症は鼻につながっている副鼻腔と言われる空洞に膿がたまる症状です。

この空洞は鼻を中心に広がっており、
ある程度膿がたまると激痛が走るようになります。

はじめは鼻が原因で痛いと思う人は少なく、

「最近偏頭痛が多いから脳神経外科で診てもらうかな。」
「たまに頬に激痛がはしる。虫歯かな。」

そう思って医師に相談すると、

「あっ、これ蓄膿症かもね。耳鼻咽喉科に紹介状を書いてあげるから行ってみたら?」

と言われ、はじめて自分が蓄膿症だと知ることになります。

痛みは膿の量にもよりますが、放置しておけば薬で完治できないほど大きくなり、
手術で切除するしか無くなるようになります。

この手術で取り除かなければいけないほど大きくなった膿が鼻茸と言われることがあるんですね。

また、いままで蓄膿症になったことがなければ薬や手術で治ることもありますが、
何度か同じ場所が痛むようであれば鼻の構造上、蓄膿症ができやすくなっている可能性が非常に高いです。

蓄膿症を治すことができても再発はしやすいことは多く、
繰り返し手術をした結果、匂いがわからなくなってしまった人もいるとのこと。

とはいえ、誰もが再発するとは限らないので、
いまだにハッキリしない病気なんですね。

蓄膿症の予防策は?

蓄膿症にならないために、空気洗浄機や鼻うがいをされる方もいらっしゃいます。

空気洗浄機はまだ良いですが、鼻うがいは鼻をかんだり、
鼻に水を入れる時に副鼻腔に水が入ってしまうこともあります。

副鼻腔に水が入った結果、中で腐敗を起こし、
蓄膿症になったり、変なアレルギーに発展することもあり、
注意してやらないと大変なことになってしまいます。

寝る前にお香やアロマなどを炊くのも、もしかしたら鼻にはよくないかもしれません。

まずは鼻に余分なものを入れない、外出中はマスクなどである程度は防御したり、
徹底した方がいいでしょうね。

蓄膿症になった場合は、現在の生活が間違っている可能性が高いので、
鼻に余分なものを入れている場合は気をつけた方がいいでしょうね。

鼻茸と鼻づまりの関係は?

鼻づまりには色んな要素がからんでいますが、
まず最初にあげられるのが粘膜肥大による鼻づまりです。

冬の寒い時期や花粉が飛散する春に息ができないほど苦しくなるのは、
鼻の粘膜が肥大するからなのです。

粘膜が肥大するのは、アレルギー反応でタンコブのように膨れ上がること、
細菌やウィルスが入り込み膿を大きくさせてしまうこと、
鼻水を頻繁に放出するため粘膜の使いすぎで大きくさせてしまうなど色んな要素があります。

この肥大した粘膜を収縮させるには点鼻薬がもっとも有効とされています。

まず一般的な薬局やドラッグストアで売られている血管収縮剤。

こちらはナザールなどが代表的で、
パッケージの裏面にある成分表を見ると血管収縮剤の文言が記載されているのですぐわかりますね。

この血管収縮剤は使ってすぐに効果があらわれる、スグレモノではありますが、
使いすぎると鼻の粘膜がバネのように反動で大きくなってしまい、
元にもどらなくなってしまいます。

手術かもしくは長期服用で薬物治療になりますので注意してくださいね。

次にステロイド点鼻薬。

ステロイド点鼻薬は効果が薄く、効果があらわれるまで一週間ぐらいかかりますが、
副作用がなく安全に治療することができます。

種類はナゾネックス、アラミストなどがありますが、
こちらは「医薬品」なので処方箋がないと手に入れることができません。

例外として、コンタックス鼻炎スプレーは珍しくステロイド点鼻薬なので、
もし薬局やドラッグストアで購入するのならこちらをおすすめします。