腸内環境改善にチーズが効果あり?

腸内環境改善にチーズが効果あるのかと聞かれると、
私は「NO」と答えます。

チーズは細菌を発酵させて作られているので、
一見すると体に良さそうなイメージがありますが、
チーズが牛乳で作られていることが問題です。

動物性善玉菌の特徴として、
違う生き物で育った細菌は人の体では生きられないということがあります。

体に良い乳酸菌を体内に入れるためにヨーグルトという意見もありますが、
人の体から摂取して培養した細菌なら効果があるのかもしれません。

そうなると、チーズの成分などが腸内環境に効果的なのか、
という話になります。

これには賛否両論がありまして、
チーズのたんぱく質成分が胃腸に粘膜を作る役割を助け炎症を防ぐ効果があるという説、
高タンパク質、カルシウム、ビタミンAが豊富に含まれており、腸内環境を活発にする説、
色んな言葉がありますが、これらが返って腸内環境を悪化させてしまうことがあるので、
注意してください。

まずタンパク質と脂質は消化しにくい特徴があります。

「動物性たんぱく質は消化しやすいと聞いたことがあるが?」

たしかに動物性たんぱく質は消化しやすいですが、
脂肪分が多くなると血糖値が上がり血流が鈍り消化しにくくなってしまいます。

これが腐敗菌を呼び込む結果につながってしまうので、
腸内環境を悪化させてしまうことがあります。

カルシウムも同じで、牛乳を飲むと血中のカルシウム濃度が急激に高くなり、
これをなんとか正常値にもどそうと働くために、
体内にもともとあったカルシウムと一緒に尿として排出されてしまいます。

チーズは牛乳などで作られていますが、いかがでしょうか?

また消化しにくい脂質のことですが、油は空気に触れていると、
活性酸素と結合していき酸化していきます。

活性酸素は余分な悪玉菌やウィルスを除去する力がある反面、
細胞をキズつけたり、ガン細胞を活性させるので、
やはり危険なのかもしれませんね。

最後にビタミンAですが、ビタミンAは消化促進作用があるため、
腸内環境の点から考えるとこれは正解なのですが、
取りすぎると、めまい、吐き気、頭痛など急性ビタミンA中毒を引き起こします。

チーズが腸内環境に及ぼす影響は計り知れないものがあります。

健康として食べるよりも、嗜好品として考えていけば問題ないでしょう。