腸内環境による胃腸を整える食べ物とは?

腸内環境改善のために、
野菜が良いとか、肉が良いとか、果物が良いとか、
色んな食事療法がありますが、基本的に偏った摂取は病気になってしまいます。

たとえばヴィーガン(絶対菜食主義者)の方は
肉や卵、魚はもちろん、乳製品も口にはしません。

ところがヴィーガンに憧れて肉や魚などを一切口にしない女性が
肌のカサつきや抜け毛生理不順、倦怠感、冷え性に悩まされたそうです。

ヴィーガンにもやり方があるのかと思いますが、
動物性たんぱく質を摂取しない人と摂取する人では明らかに体格が違ってきます。

かといって、肉や魚ばかり食べたり、
いつもパンやごはん、麺類ばかりたべて、肝心な肉や野菜を食べないのも考えものです。

最近の現代人はどちらかというと炭水化物の取りすぎなので、
糖尿病や肝臓病、慢性胃腸炎に悩まされる方も多く、
私も大腸にポリープができた時はさすがに悩みました。

結局ローカーボ食(炭水化物原料食)を実践しましたが、
炭水化物が減ると短命になってしまうデータを見たときにローカーボ食をやめました。

パレオ食を実践している人は、
炭水化物を取らない人もいるので、
イモ類を食べてカバーした方が良いでしょう。

どんなに良い食事療法でも、
人間であるかぎりバランスが無ければ一気に破綻します。

腸内環境改善による大腸と小腸が健康になる食べ物とは?

腸内環境に良い食べ物とは自然にあるものを食することです。

例えば動物の葉を見てみると、
犬歯という獲物を捕らえて離さない歯は、
ライオンやオオカミなどの肉食動物に多いですね。

逆に臼歯というすりつぶす歯は草食動物に多く、
牛、ヤギ、ヒツジなどに見られます。

雑食になると両方の歯を持っていることもあり、
生き物それぞれ適した食べ物を摂取するために歯の形が違います。

人間の場合、雑食ということもあり、
両方の歯を持っています。

そのため野菜、肉、穀物などをまんべんなく食べる食事療法こそが、
大腸や小腸にもっとも良いと言われていながらも、

「野菜中心で心も体もキレイに。」
「肉は消化によく肉中心ダイエットで理想的なボディに。」

という言葉に惑わされ、変な食生活で体を壊してしまう方が多くいらっしゃいます。

このような食事療法は間違いではありませんが、
人間の体そのものが色んな食材から栄養素を吸収して生きる生き物なので、
無理があるのかもしれませんね。

イヌを飼っている人はよくご存じかと思いますが、
イヌは年齢とともに体内で栄養素を作り出すことができなくなります。

イヌは今でこそは雑食となったものの、元々オオカミからきた肉食動物なので、
若い時は体内に入った肉をあらゆる形に分解して、
様々な栄養素に変換する力があります。

これが年齢とともに失われていくのですが、
イヌの年齢に適したドッグフードや、年をとりにくいドッグフードなどを食べると、
体内でしっかり栄養素が吸収されて長生きするそうです。

人も同じで、人間にあった食べ物こそがもっとも理想となり、
長寿、腸内環境改善の近道となります。

腸内環境改善のために和食が最も良いという理由は?

腸内環境を改善するために、いろんな食品を調べていきますが、
最終的にどれも食べられ無くなると思ったことはありませんか?

インターネット、書籍、厚生労働省やWHOの発言などなど、
あげればきりがないのですが、よく調べていくと、

「絶対ダメ!」
「これは絶対食べた方が良い!」

という意見が食品個々で多かったり、
少なかったりします。

たとえば、野菜が体内に残留して腐敗してしまう(不溶性食物繊維のこと)ということが言われていますが、

「野菜は体に悪いから肉だけ食べよう‼」

という人はあまりいませんね。

そう考えると野菜は常に食べるべきということがわかります。

動物性たんぱく質も同じで、

「魚が有害だから、肉を食べよう‼」

という人もいません。
(筋肉増強させるためには肉の方が効率がいいです。)

そうなると、魚は食べた方がいいですね。

穀物も同じで賛否両論に別れており、
炭水化物の摂取を止めるとブドウ糖の摂取ができなくなり、
死につながることもありますが、
いも類でしっかり炭水化物をとれば問題ありません。

また和食では、

「醤油のかけすぎで塩分の取りすぎになりやすい!」

という意見もあるのですが、
和食以外の調理方法ですと、油の取りすぎや糖分の取りすぎ、スパイスを多様して胃腸が荒れやすくなるなど、
返って自己管理が難しくなります。

和食が世界で一番いい調理法だとは言いませんが、
気を付けることは醤油、ミソ、塩による塩分のみです。

漬物の塩分が心配だという声がありますが、
実は塩分がなくても漬物はできます。
(その代わり長期保存ができません。)

トウガラシと一緒につけてやればカビ防止になりますので、
薄味で漬けることもできるということです。

漬物の食べ過ぎで塩分過多は選ぶ漬物が間違っているだけなのです。

また、信じられないことですが、
「炒める」ということはありませんので、
油は一切つかいません。

使う時はせいぜい卵焼き作るときと、天ぷらぐらいでしょうか?

後は煮詰めたりするだけですから油の摂取をコントロールができます。

実際、我が家ではボトルで米油を購入したものの、
未開封のまま一切使うことなく半年がたち、
天ぷらを一度やっただけで廃棄したということがありました。

朝の卵は、卵かけか、ゆで卵。

それでも休日には外食することはあるものの、
我が家では油ものをやったことがないのです。

「でも油を一切とらないのは危なくないか?」

油は刺身でオメガ3が摂取できます。

刺身は健康食品として軽視されがちですが、
火を使わずに動物性たんぱく質を効率よく摂取でき、
αリノレン酸を豊富に含んだ食品は刺身だけなのです。

また、アボガドやオリーブオイルのピクルスで、
オメガ9を吸収していけば油は効率よく摂取できます。

腸内環境改善にあたり食事を見直すことは当然ですが、
なぜ和食が良いのかということを考えてみましょうか。

まず和食の味付けは味噌、醤油がベースで、
他にあるものといえばみりん、酢、砂糖、塩ぐらい。

元々炒めるという概念がないので油も天ぷらやるときぐらいしか使いません。

刺身や野菜類も切って醤油をかけるだけ。

食べにくければ茹でてこれも醤油をかけるだけ。

ダシも煮干し、シイタケ、鰹節、昆布といったもので、
日持ちがしやすく余分な脂分や活性酸素を作り出すようなものは使いません。

つまり気にするのは新鮮な油分を如何にして摂取することかということと、
取りすぎになる塩分を如何にして少なくするかぐらいしかありません。

また日本にいる限り和食の食材は簡単に手に入りやすいというメリットがあります。

シンプルかつ、食材の栄養をコントロールしやすい。

これが和食の魅力なのです。

「中華料理による漢方の概念に基づいた料理がいいかもしれない。」
「ヒトの体を大きくするにはイタリア料理こそが一番だ。」

という方もいらっしゃいますが、現地に比べて食材が手に入りにくい我が国では、
面倒くさくなり長続きしないのではないのでしょうか?

大切なことは、体に不調(腹痛、下痢、便秘など)が起きたときに修正できるのかどうか?
ということです。

腸内環境改善のための乳酸菌が多い食品とは?

腸内環境改善のための食品ですが、
まず細菌の生体そのものをふくんだ発酵食品と、
オリゴ糖などの乳酸菌のエサになる食品があります。

漬物や納豆のような発酵食品は、
生体とエサを一緒に体に入れることができるので一番いいですが、
市販のヨーグルトの中にはヨーグルトをエサにしない植物性の乳酸菌を添加して販売しているので、
生体は入れたけど体内にエサがない状態になることもあります。

ヨーグルト以外の食品も含めて効果がない場合は、
何かしら障壁があるので他のものに代えることも大切です。

それでもし苦手ではなければの話ですが、
出来れば納豆だけは毎日食べる方が体に一番いいですね。

というのも、納豆菌が分泌するナットウキナーゼもそうですが、
納豆菌そのものが善玉菌のエサになることもあるのです。

たとえばキムチと納豆を混ぜると納豆菌が死滅するという話はご存知でしょうか?

この場合、納豆菌が死滅してしまいますが、
代わりにキムチに含まれている乳酸菌が10倍に膨れ上がってしまうという話です。

そのため通常キムチだけ食べたときよりも、
便秘改善に早く効果があるということなのです。

実際、便秘ぎみの犬にビオフェルミン錠を与えるよりも、
納豆を食べさせた方が効果的という話もありますね。

オリゴ糖も効果的ですが、こういう菌体そのものも効果があるのです。